mahora(まほら)は4歳になりました

2月27日はmahora(まほら)ノートが生まれた日。
発売から4年経ったのですね。
なんだか感慨深いです。

2020年2月27日にOGUNO(オグノ)オンラインショップで販売を始めました。
その時サイズはセミB5のみ。
色はレモンとラベンダーの2色でした。
罫内容もレモンは太細交互横罫、ラベンダーはあみかけ横罫と決まっていて、2種類のノートを3000冊ずつ作っての販売でした。

2020年2月27日に発売のmahoraノート(太細交互横罫とあみかけ横罫)

mahoraノートを作るきっかけは、「発達障害当事者の方の中には、市販のノートが使いにくいと感じている人がたくさんいる」ということを知ったから。
当事者の方にお話を聞くと「使いやすいノートがないから、市販のノートを我慢して使っている」とのことでした。
我慢して使うのではなく、心地よく使っていただけるノートを作りたい・・・
そんな想いから当事者の方の協力を得て、開発をはじめました。

検討会のようす

約100名の発達障害当事者の方にアンケートをとり、見えてきた問題点は3つ。

・白い紙だと光の反射がまぶしい
・書いている所を見失ってしまったり、ゆがんでしまう
・華美なデザインなど情報がたくさんあると疲れたり気が散ったりする

アンケート

開発検討会のようす

そこでこれらの問題点を解決することがノート作りの課題となりました。
「試作品を作って当事者の方にご意見をうかがい改良する」ということを繰り返してmahoraノートが出来上がりました。
そして課題の解決がmahoraの特徴となりました。

・光の反射を抑えた中紙を採用
・行の識別がしやすいmahora独自の罫線
・無駄な要素をなくしたシンプル設計

こんな特徴を持っているノートができました。

たった2種類のmahoraノートから始まりましたが、お客様のご要望にお応えしてサイズや色を増やしていきました。
ノートが24種類、シートが12種類になりました。

mahoraシート

mahoraカラー(3色)

mahoraノートサイズ

そして昨年末にご要望が多かった小学生向けの「まほらゆったりつかう学習帳」12種類を発売しました。
本当に長い間お待たせしてしまいましたがようやく形になりました!

これは学習帳についている「十字リーダー(十字に入っている点線)」が気になって、字を書くことにしんどさを感じているお子さんのために開発したノートです。
書くことを始める小学生のみなさんだからこそ、書くことにストレスをできるだけ感じてほしくないと思っています。

mahoraの特徴はそのままで、使っている表紙の紙も中身の紙もmahoraノートで使っているものと同じ紙です。

10マス・15マス・10㎜方眼・かんじゆったり32字 の4種類(各3色)です。

まほらゆったりつかう学習帳

国語使用例

算数使用例

漢字使用例

この4年の間にいろいろなメッセージをいただけたことが、とても嬉しく励みになっています。
そして少しでもご要望にお応えしたいと思い、製品を増やすことができました。
これからもお客様の声に耳を傾け、人を想うノートをづくりをしていきたいと思います。
そして多くの方にmahoraノートを使っていただけるように私たちも努力していきます。
5年目からのmahoraの応援、どうぞよろしくお願いいたします。


mahoraノートをはじめとするOGUNO製品のブランドサイトもご覧いただけると嬉しいです。
OGUNOブランドサイトはこちら

OGUNOオンラインショップはこちら

【あなたにおすすめしたいコンテンツ】

一覧へ戻る